ミスドがテークアウト専門店舗 5年間で駅ビルなどに200店

 ダスキンは7日、運営するチェーン店「ミスタードーナツ」にテークアウト専門店を導入し、駅ビルへの出店を進めると発表した。5年間で200店を目指す。定番商品は8日から10~30円程度値下げする。セブン-イレブン・ジャパンも8日からドーナツをリニューアルし、ドーナツをめぐる闘いは熱を帯びる。

 ミスタードーナツのテークアウト専門店の名称は「ミスタードーナツ トゥゴー」。調理場をなくして小規模にすることで、利便性は高いが出店が難しかった駅構内や駅ビル、商業施設などで展開する。商品は近隣の店から届ける。1号店は8日に相模鉄道三ツ境駅(横浜市)に隣接する駅ビル内でオープンする。既存店は、調理場が見える「オープンキッチン」のほか、イートインスペースや座席数を広くしたタイプの店舗などに改装を進める。値下げに加え、健康志向を重視したカフェインレスコーヒーや油分をカットしたドーナツを12月以降に販売する。

 セブン-イレブン・ジャパンはレジカウンター脇で販売するドーナツを刷新すると発表した。定番6種類の小麦粉やチョコレートの品質を向上。新商品3種類を順次発売する。