ハワイ人気再燃 旅行関連各社、顧客獲得へホテル新装や航空便拡充 (2/3ページ)

西武ホールディングスが新装する「プリンスワイキキ」のプールエリアのイメージ(同社提供)
西武ホールディングスが新装する「プリンスワイキキ」のプールエリアのイメージ(同社提供)【拡大】

  • 日本航空が9月からハワイ便で導入した資生堂パーラー監修の新機内食(同社提供)

 総額5500万ドル(約57億円)にも及ぶ積極投資の背景にはハワイ需要の高まりがある。海外旅行などの出国日本人数は訪日客数を下回るペースだが、年末年始のハワイ旅行の予約数は「昨年を上回るペース」(エイチ・アイ・エス)で推移だ。温暖な気候で治安も安定、今後は空港と街中を結ぶ鉄道の整備で利便性向上も見込まれる。

 ビジネスのグローバル化で海外出張の増えた会社員がマイレージをハワイ便の航空券と交換する動きも重なり、日本航空と全日本空輸の8月のハワイ便利用率はともに約9割と絶好調。航空各社は顧客囲い込みの好機として路線充実などを図る。

 米ハワイアン航空は7月の成田-ホノルル便の初就航に加え、12月に羽田とハワイ島コナを結ぶ新規路線を開設する。

 日航は資生堂パーラーと提携して9月からハワイ便の機内食を一新した。全日空も7月にホノルル中心部の商業施設内に顧客専用ラウンジを開設したほか、2019年には2階建ての超大型機「A380」のハワイ便投入を計画する。

景気が足踏みを続ける中で、資金捻出を後押しするのが旅行最大手のJTB