自動運転バス、国内初の“旅客営業” DeNAが幕張のイオンで試行

2016.8.1 20:57

千葉市で試験運行が始まった無人運転バス「ロボット・シャトル」(前)。後方は展示用の車両=1日、同市美浜区の豊砂公園(中辻健太郎撮影)
千葉市で試験運行が始まった無人運転バス「ロボット・シャトル」(前)。後方は展示用の車両=1日、同市美浜区の豊砂公園(中辻健太郎撮影)【拡大】

  • 千葉市で試験運行が始まった無人運転バス「ロボット・シャトル」。車内は立ち乗りを含め最大12人乗りで、運転手はいない=1日、同市美浜区の豊砂公園(中辻健太郎撮影)
  • イオンモール幕張新都心に隣接する豊砂公園で、日本で初めて一般人を乗せての試験運行が始まった無人運転バス「Robot Shuttle」=1日、千葉市美浜区(中辻健太郎撮影)

 IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)が1日、自動運転バスの試験運行を千葉市美浜区で始めた。一般の客を乗せて走らせる試みは国内初といい、安全性などを実証して今後の事業展開に役立てる。

 試験運行は、広大なショッピングモールでの導入を視野に入れる流通大手イオンが提案した。イオンモール幕張新都心に隣接する公園に往復500メートルの専用コースを作り、時速約10キロで体験乗車してもらう。

 バスはフランスの自動運転開発会社「イージーマイル」製で、全長4メートル、幅2メートル、定員12人。衛星利用測位システム(GPS)で設定したルートを自動で走り、障害物は車体前後のカメラや四隅のセンサーで検知し停車する仕組みだ。

 公道での自動運転は法規上できないが、DeNAの担当者は「大学構内や工場など、一定範囲内の移動サービスを無人で行える利点は大きい」とPRした。

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