11日の東京株式市場で、任天堂の株価が一時、前週末終値比24・6%高の2万270円まで急騰し、年初来高値を更新した。米国などで配信を開始したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が好調なためだ。
ポケモンGOは、任天堂の関連会社、ポケモン(東京)と米ゲーム会社ナイアンティックが共同で開発した。衛星利用測位システム(GPS)を利用し、公園やショッピングモールなどゲームが指定する場所に行くと、架空の生き物「ポケモン」が画面に現れ、それを捕まえる。
6日から順次、配信を開始。米国では米アップルのアプリ提供サイト「アップストア」のランキングでトップとなった。