【トップは語る】コスモエネルギーHD 単独で生き残りへ競争力強化 (1/2ページ)

2016.5.24 05:00

 □コスモエネルギーホールディングス社長・森川桂造さん(68)

 --JXエネルギーは東燃ゼネラル石油と、出光興産は昭和シェル石油との経営統合を決めた

 「日本の石油市場の縮小を受けて、石油元売り業界の再編は想定していた。統合2社はコスト競争力を高めるが、それを上回って効率化しなければ生き残れない。コスモとしてはブランドを維持し、昨年10月に持ち株会社化した。事業会社に権限と責任を委譲し、スピードを上げて合理化と効率化を進める。(コスモの国内ガソリン市場で)シェア12%でも、十分に単独で生き残っていけると考える」

 --どう合理化を進めるのか

 「千葉製油所は東燃ゼネラルと共同事業化した。四日市製油所も昭和シェルと提携するなど、精製部門の合理化を進めてきた。他社とのアライアンス(提携)をさらに進める。丸善石油化学を連結子会社化したが、石油化学部門との一体運営も強化する。石油開発、精製、販売という3つの中核事業に加え、石油化学が4番目のコア事業となる」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。