日本郵政グループの日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4社は1日、昨秋の上場後初となる入社式を東京都千代田区のJPホールで開催した。
同日付で就任した日本郵政の長門正貢社長は、式に出席した約260人の新入社員に、上場後の日本郵政を「郵政丸」という船にたとえ、「錨を上げて大海原に繰り出すときです」と強調。「私とゆうちょ銀行の池田憲人社長も皆さんと同じ初日を迎えた同期生。上場初の営業年度、心身ともに健康で成長していきましょう」と呼びかけた。
今年度の4社の内定者数は、総合職、業務職、一般職合わせて約5600人。そのうち、総合職を中心に4社の約260人が内定式に出席した。内定式後、日本郵政に入社した永安伸大さん(24)は「郵政丸の乗り立ての乗組員として何でも取り組みたい」と意気込んだ。