日立システムズ(東京都品川区)は1日、企業向けにロボットや小型無人機「ドローン」の導入・運用を一貫して支援する「ロボティクスサポートサービス」を開始した。導入のコンサルティングからアプリ開発、設置、保守、運用までサポートする。2018年度末までに累計50億円の売り上げを目指す。
センサーや人工知能の技術の進化で、企業がヒト型のサービスロボットや作業補助ロボット、ドローンなどを活用する動きが相次いでいる。ただ、費用対効果の面で導入を見送る企業もあり、日立システムズはこうした課題を顧客とともに解決するサービスを始めることを決めた。具体的には、多言語対応のコンタクトセンターや全国約300カ所の拠点をベースに企業に対し、ロボットを活用した新商品・サービス開発、接客サービスの向上、業務効率化などを一貫して支援する。
サービス対象となるのはソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」などで、ラインアップを順次拡充する方針だ。