ソニーは2日、ノートパソコン「VAIO(バイオ)」シリーズの一部に搭載したパナソニック製のバッテリーパックに発火の恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。対象は国内で465個、海外を含めると5万8150個。これまで、事故の報告はないという。
搭載の可能性があるパソコンは2013年2月に発売したバイオで、国内では8機種、海外を含め228機種。ほかの機種でも、修理の際に搭載された可能性がある。
東芝や富士通も、発火の恐れがあるとして、パソコンに搭載したパナソニック製バッテリーパックのリコールを発表している。
ソニーは対象製品をホームページで公開しており、該当する場合、バッテリーパックを本体から取り外して使用するよう呼び掛けている。問い合わせは通話無料の特設窓口、電話(0120)663113。