スーパーとコンビニの売上高、11月も前年割れ 増税後ずっとマイナス

2014.12.22 19:15

 日本チェーンストア協会が22日発表した11月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比0・7%減と、4月の消費税増税以降、8カ月連続でマイナスとなった。一方、日本フランチャイズチェーン協会が発表した11月の主要コンビニエンスストア10社の既存店売上高は1・7%減と、やはり8カ月連続で前年実績を下回った。

 スーパーは、衣料品が7・4%減と大きく落ち込んだ。紳士用、婦人用ともにコートやセーターなどの冬物が低迷し、前年を下回った。全体の6割を占める主力の食料品は、0・9%増と堅調だった。

 日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は、「依然として、消費税増税後の回復力が弱い」と述べ、増税の影響による消費低迷が続いているとの認識を示した。

 一方、コンビニは、北日本の大雪で客足が鈍るなどして、減少幅は、10月の1・1%減から広がった。

 来店客数は1・8%減と、9カ月連続で前年を下回った。一方、カウンターで販売するいれたてコーヒーの好調などを受け、平均客単価は0・2%増と、2カ月連続で前年を上回った。

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