あっさり味の傾向は、カニ鍋だけにとどまらない。「比内地鶏のスープで味わうカニしゃぶや、ブリのしゃぶしゃぶなど高級食材をシンプルに食すメニューがみられます。豆乳鍋やチーズ鍋など洋風のクリーミーな鍋は逆に少なくなりました」と亀田さん。
また、海鮮以外に目を向けても、昨年の高級牛肉鍋に代わって、鴨鍋や熟成肉鍋、馬肉のすき焼きなど少し目先を変えたものが新たに登場している。昨年の流れで高級感は残しつつ、ヘルシーさも意識したメニューが今年の傾向といえる。
毎年、新たな顔が登場し、心も体も満たされる鍋料理。今年ならではの冬の味覚で、舌鼓を打ってみてはいかがだろうか。
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■ぐるなび
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