水を注げば発電…世界初、紙の容器の非常用電池 古河と凸版が共同開発

2014.8.29 17:28

洗剤の箱のような外観。サイズは、横幅、奥行き、高さとも20センチ超

洗剤の箱のような外観。サイズは、横幅、奥行き、高さとも20センチ超【拡大】

 古河電池と凸版印刷は29日、非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」を共同開発したと発表した。紙製容器でできており、世界初という。水や海水を入れるだけで発電し、スマートフォン(高機能携帯電話)なら最大30回の充電ができる。

 水や海水を注入して発電。紙製容器にすることで、使い捨て電池として廃棄しやすいようにした。最大5日間、発電する。5ボルトでUSB出力端子を2個装備している。スマホなら30回が充電できるという。

 価格は未定だが、1万円程度になる見込み。避難所の備蓄品などとして利用できるため、12月中旬から自治体などを対象に発売する。

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