オランダ電機大手のフィリップスは20日、電気シェーバーの最上位モデル「9000シリーズ」を9月上旬から順次発売すると発表した。モデルチェンジは4年ぶりで、深ぞりと肌への優しさの両立をアピールする。
9000シリーズは、3つのヘッドがそれぞれ浮き沈みするため、肌に密着させながらひげそりできるのが特徴。さらに、ひげを捉える外刃とひげをカットする内刃をV字型にすることで、従来モデルに比べて最大30%の深ぞりが可能になったという。
シリーズ5機種の想定価格は2万5800~5万1800円。
4月に消費税率が引き上げられ、駆け込み需要に伴う反動減も一時的にみられたが、「新機能など付加価値のある製品にはお金を支払うという消費者は多い」(同社)として、最も高い機種は従来モデルより1万円程度高くなっている。