メルセデス・ベンツ日本が、任天堂のゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」とコラボレーションしたCM「GO!GLA」を30日から放映している。
発売した小型のスポーツ用多目的車(SUV)「GLA」シリーズのターゲット層である30~40代が慣れ親しんだゲームであることから、起用を決めた。
本格的SUV「GLA」の俊敏性、走破性を、スーパーマリオのキャラクター「マリオ」がゲーム内で、陸、海、空、急坂などあらゆる場面において敵から回避してクリアする姿と重ねた。
同社の上野金太郎社長は、「ゲームキャラクターの起用は難しいかなと社内で話していたが、任天堂さんがすんなり快諾してくれた。ドイツ本社(ダイムラー)もオーケーしてくれた」としている。
CMは、ゲーム画面から始まり、マリオが「GLA」に乗って、キノコの敵キャラクター「クリボー」を倒しながら、コインを獲得するところから始まり、ステージをクリア。すると、最後に実写版のマリオが登場するという設定だ。上野社長によると、実写版のマリオの起用は、「もちろん、任天堂から了解を得ています」とのこと。