大人も夢中に… ガンダム、テレビ放送35周年 漫画で迫る創作の原点 (1/4ページ)

2014.3.9 13:34

 アニメは子供向け-という概念を破った「機動戦士ガンダム」のテレビ放送から今年で35周年。今なお衰えない人気の秘密を探ろうと、ガンダム生みの親の創作の原点に迫る初の伝記漫画『「ガンダム」を創った男たち。』(KADOKAWA)が刊行された。不朽の名作誕生の裏で繰り広げられた壮絶な葛藤が明かされる。(戸津井康之)

 「大人を夢中にさせる、かつてないアニメを作ろう」。総監督、富野由悠季(よしゆき)さん(72)の掲げた目標に、キャラクターデザイナーの安彦良和さん(66)、メカニックデザイナーの大河原邦男さん(66)が共鳴、“3つの才能”が結集し伝説のアニメは生まれた。当時3人は30代。その後、富野さんは作家としても活躍、安彦さんは漫画家に、大河原さんはメカニックデザイナーという職業を確立、ともに現役の第一線で活躍している。

 『「ガンダム」を創った男たち。』は漫画家の大和田秀樹さん(44)が、3人や当時のスタッフらに取材、創作過程の秘話を漫画で再現していく。

再放送に向けて苦闘する富野さんたちの葛藤も赤裸々に

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。