調査結果によると、50カ所の総合的な下り平均速度はドコモが29.37Mbpsで最速を記録。各キャリアの「iPhone 5c」でも下り平均速度でドコモが34.91Mbpsと最も速く、2位のKDDIの22.59Mbpsを10Mbps以上も上回る結果となった。50カ所のうちドコモの端末が最速だったのはiPhoneが20カ所、アンドロイド端末が6カ所の合計26カ所で、過半数を占めた。
昨年11月に大阪市内で実施された角川アスキー総合研究所による速度回線調査でドコモは下り平均速度でトップとなっており、同社は「ドコモが東名阪で1.7GHz帯を利用した下り最大150MbpsのLTE回線整備を進めた効果が現れたのでは」と分析している。
ドコモは昨年12月より「山手線LTE高速化プロジェクト」として東京でもLTEサービス高速化に注力しており、JR山手線全29駅中24駅について150Mbpsサービスのエリア化が完了、3月末までには全駅でサービスを開始する予定という。