スカイライン初HVで輸入高級車と勝負 「高くても買うと言ってもらえる」 (1/3ページ)

2013.11.12 06:05

新型「スカイライン」を発表する日産自動車の西川広人副社長(左)とアンディ・パーマー副社長=11日午後、横浜市西区

新型「スカイライン」を発表する日産自動車の西川広人副社長(左)とアンディ・パーマー副社長=11日午後、横浜市西区【拡大】

 日産自動車は11日、主力のスポーツセダン「スカイライン」を7年ぶりに全面改良し、2014年2月末に発売すると発表した。

 13代目となる新型はシリーズ初のハイブリッド車(HV)。国内のセダン市場が停滞するなか、先端技術を詰め込むとともに海外専用の高級車ブランド「インフィニティ」のマークを車体前面に取り付け、輸入高級車と互角に戦えるプレミアムセダンとして売り出す。

 価格は449万~553万円で、最上級グレードは従来モデルよりも80万円程度高い。月間販売目標台数は200台。この日の発表会で西川広人副社長は「80周年を今年迎える日産で最も長い歴史を持つブランド。最新技術を余すところなく投入した」と強調した。

 排気量3500ccのエンジンと電気モーターを組み合わせた独自のHVシステムは高い加速性能を持ち、燃費性能は最高でガソリン1リットル当たり18.4キロ。

運転支援技術も搭載した

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