リモコン型のコントローラーを採用し、国内で約1300万台、世界で1億台以上を販売した任天堂の家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」が近く生産終了となることが1日、分かった。
任天堂はWiiの製造を早期に打ち切り、販売不振に苦しむ後継機「WiiU(ウィー・ユー)」への移行を急ぎたい考えだ。
平成18年発売のWiiは直感的な操作を可能としたコントローラー「Wiiリモコン」を採用。体重計を模した専用コントローラーでヨガなどが楽しめる「Wiiフィット」など、家族で楽しめるコンセプトを打ち出したことで空前のヒット商品となった。
一方、Wiiの後継機にあたるWiiUはソフト不足などの影響で、昨年12月の発売から国内で約100万台の販売にとどまっている。