破格の福利厚生、目指すは“究極のホワイト企業” 太っ腹のIT企業 (1/3ページ)

2013.9.28 12:00

  • 朝礼で上司や同僚への感謝などをつづったカードを手渡し、社員のコミュニケーション向上につなげている(ブロードエンタープライズ提供)

 バブル崩壊とともに失われた日本企業の古き良き「家族主義的経営」。今や大企業ですら福利厚生費を圧縮し、保養所や社宅などはどんどん姿を消した。ところが、費用の掛かる福利厚生を手厚くしているにもかかわらず、業績を伸ばしているIT関連企業がある。通信サービス業のブロードエンタープライズ(大阪市北区)だ。家族の医療費まで負担する太っ腹な“超家族主義的経営”を貫いている。新興のIT企業=「合理主義の塊」というステレオタイプのイメージは崩れつつある。

 家族の医療費まで支給

 「社員が笑顔でなければ、顧客を笑顔にできない」

 同社の中西良祐社長には、こんな信念がある。社員が健康で仕事を楽しんでこそ、顧客を満足させ、業績も伸びるという考えだ。

 この信念に基づき、同社には約30項目の福利厚生・処遇制度がある。

 30項目は、携帯電話の無料貸与など多くの一般企業で導入されている「労使レベル」▽社長との昼食会などの「仲間レベル」▽家族の医療費まで負担する「家族レベル」-の3つに区分されているが、在籍年数や成績に関係なく、新入社員でも全レベルの制度を受けられる。

大企業でもなかなか見られない“破格”の医療費支給

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!