パナソニックは28日、ノートパソコン「レッツノート」の新製品「LX3シリーズ」を9月13日から発売すると発表した。14インチの大画面ながら、重さは1.14キロで世界最軽量という。耐衝撃性能に加え、約22時間の長時間駆動も実現。ビジネスマンがオフィスだけでなく、屋外でも利用しやすいようにした。
天板の構造を変更し、素材の一部を金属にするなどして、軽く頑丈にした。米インテルの新型プロセッサーや新開発のバッテリーを搭載することで駆動時間を延ばした。
店頭想定価格は20万円から。最大で約30時間駆動する「SX3シリーズ」や「NX3シリーズ」も同時に発売し、今年度の生産台数はレッツノート全体で34万台を目指す。
ノートパソコンはタブレット端末などとの競合が激しくなっているが、同社は法人向けが約7割を占めることもあり、堅調という。ITプロダクツ事業部の原田秀昭部長は「性能を向上させ、価値を高めることで需要を取り込みたい」と述べた。
この日都内で開いた発表会にはCMに出演する俳優の松田翔太さんが出席、新製品を片手で持ち軽さをアピールしていた。