パナソニック、TOTOがお尻をきれいにしてくれる携帯お尻洗浄機の販売を強化している。据え置き型の温水洗浄便座の世帯普及率は7割を超え、今や「日本では当たり前の水回り設備」(TOTO)。そこで2社は持ち運びができる携帯洗浄機の利便性を訴えている。
特に円安を背景に増えつつある訪日外国人に、日本ならではのお土産として売り込むなど市場拡大に意欲的に取り組んでいる。
パナソニックは9月21日、携帯お尻洗浄機の新製品「ハンディトワレ・スリム」(想定価格約1万円)を売り出す。国内生産で、外国人受けする正真正銘のメード・イン・ジャパンだ。
高さ15.4センチ、直径4.5センチで、バッグにも入れやすい大きさ。単4アルカリ乾電池2本で動く。好みに合わせて水量や水の出方も変えられる本格派だ。