7月のエアコンの国内出荷台数が過去最高を更新したことが21日、日本電機工業会(JEMA)の調べで分かった。猛暑に加え、電気料金の値上げをにらみ、省エネ性能の高い機種を中心に売れたたことが市場の拡大につながった。
エアコンの出荷台数は前年同月比11.4%増の169万8000台で、2カ月連続の2桁増。7月としては1972年の調査開始以来、過去最高となった。
富士通ゼネラルは前年同月の販売実績を約30%上回った。「省エネ性能が高く、内部清掃機能がついたタイプを中心に売れている」(同社)という。三菱電機も同20%のプラスだった。