ホンダは20日、ハイブリッド車(HV)の新型セダン「アコード ハイブリッド」を21日に発売すると発表した。中型セダンながらガソリン1リットル当たり30キロと、軽自動車に匹敵する燃費性能を実現した。低燃費と走りを両立し、国内セダン市場の復権を目指す。
「ホンダは軽だけではない。世界ナンバーワンのHV技術でセダンをもっと販売していく」
都内で発表会を開いたホンダの伊東孝紳社長は、9代目となる新型アコードを前に、セダン“復活”に自信を見せた。
新型アコードは新開発の2000ccエンジンと2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。滑らかで力強い加速も特徴で、燃費だけでなく走りにもこだわった。
価格は365万円から。21日から企業や官公庁向けにリース販売するプラグインハイブリッド車(PHV)「アコード プラグインハイブリッド」(価格は500万円)と合わせて月1000台の販売を目指す。