金への執着心がなく、暮らしは質素で、最近のIT系経営者は金のことばかり考えていると批判。ガーディアン紙でも、動画投稿サイト、ユーチューブが「(金もうけ優先で)創造性ある投稿より広告(のスペース)を重視している」と怒った。実際「タンブラー」は昨春まで広告を掲示しなかった。昨年の売上高は1300万ドル(約13億円)で今年は1億ドル(約100億円)と急成長を見込む。
大株主、運営責任者に
マイヤー氏はグーグル在籍時から、そんな「タンブラー」の将来性とカープCEOの経営者としての才能に着目。買収後も彼が「タンブラー」の大株主で運営責任者も務めるという。
フランス通信(AFP)は「タンブラー」がヤフーに新たな広告や収入をもたらす潜在能力を秘めていると報じ、「SNSのサービスはヤフーに欠けているもので、それが新たなユーザーを呼び込む」との米IT系コンサル会社の関係者のコメントを紹介した。