台湾ASUS(エイスース)は19日、米マイクロソフト(MS)「ウィンドウズ」と米グーグル「アンドロイド」の2つの基本ソフト(OS)をボタン1つで切り替えられ、持ち運びもできる新型端末「TransAiO P1801」を20日から日本で発売すると発表した。
新型端末は画面サイズ18.4インチのディスプレーと処理能力を高める「PCステーション」で構成。ウィンドウズ8とアンドロイドの両OSを使い分け、用途に合わせて備え付けのデスクトップ型パソコンとしてもタブレット端末としても利用できる。想定価格は15万9800円。
またエイスースは同日、通信規格「3G」(2.1ギガヘルツ帯)での音声通話ができる小型タブレットの日本市場投入も発表。新型タブレット「Fonepad ME371MG」は、画面サイズ7インチのタブレットに通話機能を持たせ、契約者認識カード(SIMカード)を入れ替えることで国内外で利用できる「SIMロックフリー」にも対応する。想定価格は2万9800円で、25日から発売する。
エイスースはこれまで、専用端末に差し込むだけでスマートフォン(高機能携帯電話)をタブレットとして使える「PadFone2」なども発売している。