掃除機は金額が7.6%増の1118億円、台数は1.6%増の539万台で、単価の上昇が顕著だった。サイクロン式やロボット式への切り替え需要を取り込み市場が拡大した。
電子レンジは金額、台数とも前年度を下回ったが、ヘルシー志向に対応したオーブンレンジなど高機能タイプの人気が高かった。
一方、電子情報技術産業協会(JEITA)によると、昨年4月~今年2月のデジタル家電の国内出荷額は1兆3484億円。主に販売不振の薄型テレビに足を引っ張られ過去最悪の水準だった。年度ベースでも白物家電を下回るのは濃厚だ。