京大発のベンチャー企業「グリーンロードモータース(GLM)」(京都市)が今月、“幻の名車復活”として話題を集める電気自動車(EV)のスポーツカー「トミーカイラZZ」の先行予約を始めた。
平成25年度は限定99台を受注生産する計画だが、既に購入希望は100件を超えるなど反響も大きい。安全設計を徹底させた車体に、ボディーの外装部分をはめ込む生産方式を採用。ベンチャーならではの特色あるスポーツEVの提供を目指している。
幻の名車、EVで復活
もともと「トミーカイラZZ」は平成9年、京都にあった別会社がガソリン車として販売。イギリスで生産して逆輸入していた。
デザインと運動性能が注目されたが、日本の法規制強化もあり約2年で生産中止に追い込まれた幻の名車だ。