部品共通化で開発コストを削減。国内向け二輪車の開発費が年々削られる中でもエンジン刷新を可能にした。23日から順次発売する。
ヤマハ発動機は今月、インドに海外5拠点目となる開発センターを稼働させた。14年には二輪車の第2工場も稼働、開発から生産まで一貫して現地で手がける。「価格競争力のある商品を迅速に投入する」(担当者)方針で、同社最安となる1台5万円程度の二輪車も開発する方針だ。
12年のインド二輪車市場は約1400万台と中国を抜き世界最大。ヤマハ発は旺盛な需要を背景に、15年には12年比約3倍となる100万台の販売を目指す。