波乱含みの衛星携帯、激化する販売競争 大手本腰、自治体など入札相次ぐ (2/5ページ)

2013.2.11 08:00

国内の衛星携帯電話の契約台数

国内の衛星携帯電話の契約台数【拡大】

 従来型の衛星携帯電話は端末料金が30万円前後と高価だったが、総務省が震災を機に低価格な新サービスの導入を推進。昨夏からドコモやKDDIなどが英インマルサットの「アイサットフォン・プロ」を発売。端末価格は8万9800円、通話料金は1分160円、月額基本料が4900円と従来サービスに比べて大幅な低価格化を実現し、自治体や企業への売り込みを競っている。

 補助金が導入後押し

 総務省の調査によると、2011年度の国内衛星携帯電話市場は9万7128台で、前年度比16%も伸びた。もともと「利用層が同じで市場が固定していた」(NTTドコモ法人事業部)ため、年間数%の成長にとどまっていたが、11年3月11日に発生した東日本大震災を機に需要が急拡大した。「12年度は10万台は超えるだろうし、5年から10年は成長が続く」(同)とみており、規模こそ小さいが有力な成長市場として注目されている。

衛星通信サービス専業の日本デジコムや代理店など各社が参入

  • 哀愁のガラケー”根強い固定ファン スマホ手放して戻る人も…なぜ?
  • 鳴り物入りの「ジュニアスマホ」 3児のパパが試してみた!
  • JCOM、100人規模の配置転換 収益部門強化へ総務・人事をスリム化
  • 丸刈り謝罪「武士道」精神? 米CNNなど海外メディアが「AKBビジネス」論評

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!