2013.1.15 09:00
「採用の決め手は、その人がどんな現場で働いているかイメージできること。1つでも当てはまれば考えさせていただく」と話すJTの嶋吉耕史・人事部長【拡大】
このため「(会社を)受験させていただく」という学生に出会うと違和感を覚えるという。「就職活動は大学受験ではない。双方が対等な立場で選び合う。そうでないと成り立たない」という立場を取る。
学業への取り組みもしっかりとみる。「グローバルで活躍するには会社の看板やポジションで勝負するのでなく、最後は個人の見識。学問を一生懸命やるというのは、ぶれない軸を持つことにつながる」。就職試験は確固たる自己を築く努力をしてきたか、軌跡を問う場になる。(高梨美穂子)
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