個性的な改造車(カスタムカー)が集結した国内最大の展示会「東京オートサロン」が11日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕し、国内外の完成車、タイヤメーカーなど452社が出展した。ハイブリッド車(HV)など普及が進むエコカーの改造車が登場するなど、改造車の世界でも環境対応が加速している。
トヨタ自動車はスポーツカー「86(ハチロク)」やHV「アクア」をベースにした改造車を出展。過給器の一種である「スーパーチャージャー」と「ターボチャージャー」を搭載したスポーツカーも初披露した。
トヨタブースに登場した豊田章男社長は「ハチロクをベースにカスタムカーを作ってもらったことが嬉しい。今後もクルマファンを増やしていきたい」と期待を寄せた。
展示スペースは前年より3割拡大し、過去最大となった。開催は13日まで。期間中は30万人以上の来場者を見込んでいる。