近年、スマホの性能が普及に伴い急速に発達したことで、ソーシャルゲームも高精細な画面などを構成する技術が必要不可欠になった。
また、ソーシャルゲームはこれまで気軽に遊べる単純な操作が人気だったが、「家庭用ゲーム機のような複雑な操作を求めるユーザーも急増した」(証券アナリスト)。
エイチームも「以前、ソーシャルゲームは数人のエンジニアで作っていたが、今はゲームの質を高めるために大人数で構成するチームが必要だ」とした上で「家庭用ゲーム機メーカーで実績を積んだ人材は、多くの人数が参加するプロジェクトを経験しており、頼りになる」と指摘。
2月に大阪市内での拠点設立を発表し、ゲーム機メーカーの出身者も雇用したグリー関係者は「関西にはゲーム機市場の“土壌”があり、優秀な経験者確保に最適だ」と本音を打ち明ける。