スマートフォン(高機能携帯電話)で音楽を聴く人が増えていることを受け、ソニーなど電機各社が無線を使ってスマホと接続できるスピーカーを相次ぎ発売している。
スマホに取り込んだ音楽を外出先ではヘッドホンで、家ではスピーカーで楽しめる。音楽の楽しみ方を広げ、スピーカーの販売拡大につなげたい考えだ。
ソニーは近距離無線通信技術「ブルートゥース」を使い、スマホと接続できるポータブルスピーカー(想定価格約8000円)を10月20日に発売した。球形のユニークなデザインも好評で、発売以降、「計画を上回るペースで売れている」(ソニー)。スマホをスピーカーにかざすだけで簡単に接続できる。
加賀ハイテック(東京都千代田区)もブルートゥース対応のポータブルスピーカーで、話しかけて操作できる機能を搭載した新製品(4980円)を26日に発売する。