年末に発売? 得するのは広告業界!?
地下鉄の駅に向かい、ホームへの階段を下りようとすると「当該路線は遅延」。直後にグーグルマップが目的地の本屋までの徒歩ルートを自動表示してくれます。ホントに至れり尽くせりです。無事、友人と合流した後、自分が見ている風景を彼女に見せながらテレビ電話でおしゃべりも…。
「約2年間の開発期間」(ロイター通信)を経て試作機を開発した米グーグルの開発部門「グーグルX」は「みなさんが自身の世界を探索・共有するのを支援しつつ、一瞬にして現実に引き戻す技術を開発するため始めた」との公式コメントを発表しています。
また「われわれが今、この情報を共有するのは、皆さんと会話を始め、貴重な意見を得たいからです」と述べ、今後、ユーザーの意見を製品に積極的に反映させる考えも示しました。
この新技術について、欧州の大手技術系アナリストは英BBC放送に「広告業界にとって(新市場を生み出す)巨大なチャンスとなろう。データ受信のためのコンピューターの小型化といった課題もあるが、収益化の機会は膨大だ」と述べ、極めて有望な新ビジネスだと評価しています。そりゃそうでしょう。広告スペースが無限に広がる訳ですから、誰が考えても大変な市場です。
しかし、眼鏡で驚いている場合ではないのです。何と、同じことをコンタクトレンズでやってしまおうという計画も進んでいるのです。