夏場の天候不順で高値の野菜、ダイエーが23日から「大放出セール」
大手スーパーのダイエーは、夏場の天候不順で相場高が続いている野菜の「大放出セール」を23、24両日に全国177店舗で行う。同社が京阪電気鉄道千林駅前(大阪市旭区)に第1号店を開業してから23日で60周年を迎えることもあり、家庭の食卓に欠かせない野菜のセールを行って売り場を盛り上げたい考えだ。
対象となるのは最大15品目。関東の店舗では、いずれも税抜きで埼玉県産などのきゅうり1本38円、長野県産などの白菜4分の198円で販売。近畿では、福岡県産などの小松菜1袋98円、北海道産の玉ネギLサイズ1個29円などで提供する。
東京中央卸売市場によると、8月の野菜相場は全品目平均で昨年より約6%高かった。足元の9月第2週は、きゅうりが前年同期より25%高く、白菜は24%、なすも22%の高値で推移している。
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