名古屋大発、ベンチャー企業設立

 

 名古屋大学大学院工学研究科の堀克敏教授は13日付で、名大発の環境ベンチャー企業「フレンドマイクローブ」を設立した。堀教授の研究成果をベースにした油脂分解微生物製剤を開発する。油そのものを微生物で分解消滅させるため、悪臭の軽減や油分汚泥発生量の大幅な削減が見込まれる。

 設立にあたり、科学技術振興機構(JST)の研究成果最適展開プログラム(AーSTEP)起業挑戦タイプを活用。フレンドマイクローブの社長には、バイオベンチャーの医学生物学研究所を上場に導いた西田克彦氏が就いた。