ため上手は整理上手で暮らしがシンプル
お金をためるのが上手な人とそうでない人の違いは何でしょうか。当たり前のようですが、ため上手な人は生活にお金があまりかからず、下手な人はかかるということ。ですから、ためるためには“生活費を絞る”ことに尽きると、まずは知ってください。
たまる人の共通点は3つ。1つ目は、たまる人の家はとにかく物が少ない。2つ目は、冷蔵庫。たまる人はスッキリと整理されていて、逆に冷凍庫はギッシリ。まとめ買いした食材が小分けにされて、きれいに並んでいます。たまらない人は、冷蔵庫がギッシリ、冷凍庫はスカスカ。
3つ目は財布です。たまらない人は小銭がジャラジャラ、カード類は何十枚も入っています。レシートもお札と一緒に出てくるほど詰まっています。しかし、ため上手たちは財布の中もスッキリ。なるべくお札は崩さず、小銭から出すようにしますし、こまめに別の場所に移しています。カードもほんの数枚。レシートも別の場所に移しているから、財布には入っていません。家も冷蔵庫も財布もスッキリしているからこそ、管理ができるのです。
固定費をいかに下げるか。これが勝負です!
とはいえ、人生には“ためどき”と“使いどき”があり、使いどきはためにくくなります。使いどきは子どものいる家なら2回、子どものいない家は1回。そこで破綻しないために、ためどきでしっかりとためておきましょう。ただし共通して大事なことは“計画”と“管理”。ためるのにウルトラCはありません。収入を増やすか、支出を減らすか、運用するしかない中で、自分が何をできるか考えていかなくてはいけません。収入を大きく増やすのは難しいので、まずは支出を減らすことですね。これをしたいなら、これは我慢するといった、当たり前のことをできる人がたまるのです。