すかいらーくが深夜営業1千店の8割で見直し 24時間営業取りやめなど、働き方改革で

 

 外食チェーン大手のすかいらーくは15日、働き方改革の一環として、主力のファミリーレストラン「ガスト」と「ジョナサン」の深夜営業を大幅に縮小すると発表した。24時間など深夜も営業している一千店近くのうち、約8割に当たる750店の営業時間を短縮する。

 対象の約750店は原則、深夜2時に閉店し、早朝7時に開店する体制に見直す。来年1月中旬から4月1日までに順次実施する。残りの店は、深夜も客足が絶えない繁華街にあることなどから、これまでのように24時間営業などを継続する。

 外食業界では、ロイヤルホストや日本マクドナルドが人手不足や深夜の客の減少を理由に、24時間営業の見直しを進めている。すかいらーくはグループで約3千店を展開している。