ヤマハ、高速走れる前二輪バイク 新型「トリシティ」発売へ 2人乗りにも対応

 
ヤマハ発動機が2017年1月20日に発売する「トリシティ155ABS」

 ヤマハ発動機は24日、前輪が2つ付いたバイク「トリシティ」シリーズの第2弾として、排気量155ccモデルを1月20日に発売すると発表した。現行の125ccと比べ、高速道の走行や2人乗りができるのが特徴。年700台の国内販売を計画する。

 発売する「トリシティ 155ABS」は燃焼効率を高めたエンジンを搭載。燃費は1リットル当たり43.4キロとなり、125ccモデルよりも約2割改善した。車体は強度が高いフレームを採用し、高速走行や2人乗りに対応する。希望小売価格は45万3600円。

 2014年に発売した125ccモデルは国内で累計約1万台を販売。同社は「前輪の接地感が増し、曲がる際も安定する」としている。