エアアジア・ジャパン、中部-仙台線を中止 札幌、台北線は来年就航

 

 マレーシア系格安航空会社のエアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は30日、年内に予定していた中部-仙台線の就航を取りやめると発表した。「計画当時からの環境変化を鑑み、事業の選択と集中を図るため」としている。中部-新千歳線の就航は平成29年初旬、中部-台北線は同年春に延期する。

 同社は昨年10月に国土交通省の航空事業許可を取得し、当初は中部国際空港を拠点とする3路線を今年4月開設する予定だった。しかし乗務員訓練などに時間を要し、2路線も具体的な就航日は決まっていない。