サントリー、売れ筋のボトル缶コーヒーを強化 9月に2種追加

 
サントリー食品インターナショナルが新発売するボトル缶コーヒー「プレミアムボスザ・マイルド」(左)と「同ザ・ラテ」

 サントリー食品インターナショナルは23日、ミルク入りのスタンダードなボトル缶コーヒー「プレミアムボス ザ・マイルド」(税抜価格140円)と、砂糖を使わないラテタイプのボトル缶「同 ザ・ラテ」(同150円)の2種類を9月27日に発売する、と発表した。

 これまでブラックと微糖タイプの2種類だった品ぞろえを4種類に増やし、市場の拡大が続くボトル缶コーヒーを強化する。

 缶コーヒーの国内市場は容量が比較的大きいボトル缶の需要が伸びている。同社によると2016年のボトル缶コーヒーの国内市場は、前年比24%増の9200万ケース(1ケースは24本換算)まで拡大する見通しだ。

 一方、コンビニエンスストアのカウンターコーヒーやコーヒーチェーンなどに押され、容量が190グラム前後のショート缶の需要は減少が続いている。サントリーは9月6日に期間限定のショート缶コーヒー「プレミアムボス リミテッド」を発売。今後も期間限定商品を投入し、ショート缶コーヒーのてこ入れも図る方針だ。