GMの買収提案拒否 米配車サービスのリフト
米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、約9%を出資するスマートフォン配車サービス会社の「リフト」に対して買収を提案し、拒否されたことが12日分かった。代わりにリフトは事業拡大のための新たな資金調達計画を進めるという。米IT関連メディア「インフォメーション」が報じた。
GMはリフトに対して今年1月に5億ドル(約505億円)を出資し、自動運転技術の開発などで提携するとしていた。GMは出資比率を引き上げて傘下に収めることで、影響力を強めようとしたとみられる。
リフトの競合相手である米ウーバー・テクノロジーズはトヨタ自動車との提携で合意し、トヨタの金融子会社から出資を受けている。(共同)
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