車外で遠隔操作し自動駐車 BMW7シリーズに機能追加
ビー・エム・ダブリューは16日、BMWの最上級モデル「7シリーズ」に、車外から遠隔操作で自動駐車が行える機能「リモート・パーキング」を追加し、発売したと発表した。購入者が任意で設定するオプション機能で、価格は7万4000円。欧州では昨年12月、7シリーズに量産車で初めて設定したが国内販売でも対応することにした。
駐車時に乗員の乗り降りが難しい幅の狭い場所に止める際などの利用が想定される。乗員はまず駐車場の前でクルマを止め、車外から専用のリモコンを操作することで、自動的に駐車を行える。駐車は前向きにしか行えず、クルマを出す場合は遠隔操作でバックさせて、出庫させる。
車両本体には12個のセンサーや前後などにカメラが搭載されており、障害物や歩行者の急な飛び出しなどを検知すると、自動停止する仕組みが採用されている。
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