2013.8.20 11:00
インドの環境悪化による年間損失額は約800億ドル(約7兆7952億円)で、国内総生産(GDP)の約5.7%に匹敵する。世界銀行による最新報告を現地紙エコノミック・タイムズなどが報じた。
環境悪化の最大要因は化石燃料の燃焼による大気汚染で、調査対象132カ国・地域のうち、インドの人体に影響する大気汚染レベルは中国やパキスタンを上回り最下位だった。
そのほかにも上下水道の未整備や森林破壊などが環境に悪影響をおよぼしている。また、インドでは子供の死亡理由の約25%は環境汚染に起因するという。