特急「しまかぜ」真の狙いは? 近鉄が観光列車に力注ぐワケ (1/5ページ)

2013.6.9 12:05

  • 運行を開始した近鉄の新車両「しまかぜ」=21日午前、大阪府東大阪市(渡守麻衣撮影)
  • しまかぜの和風個室
  • 運行を開始した近鉄の新車両「しまかぜ」=21日午前、大阪府東大阪市(渡守麻衣撮影)
  • 大勢の利用客らが待ち構える中、入線した近畿日本鉄道の新型観光特急「しまかぜ」=21日午前、大阪難波駅
  • 近鉄の観光特急「しまかぜ」が運行開始。ホームに到着した「しまかぜ」=21日午前、大阪市中央区・大阪難波駅(竹川禎一郎撮影)
  • 近鉄が新たに運転を始める観光特急「しまかぜ」=7日午前、大阪市・近鉄大阪上本町駅(柿平博文撮影)
  • 近鉄の観光特急「しまかぜ」が運行開始。出発する「しまかぜ」=21日午前、大阪市中央区・大阪難波駅(竹川禎一郎撮影)
  • 近鉄が新たに運転を始める観光特急「しまかぜ」のカフェ車両=7日午前、奈良県内(柿平博文撮影)
  • 新型観光特急「しまかぜ」のカフェ車両の車内=7日午前(柿平博文撮影)
  • 近鉄が新たに運転を始める観光特急「しまかぜ」=7日午前、大阪府内(柿平博文撮影)
  • 新型観光特急「しまかぜ」のカフェ車両の車内=7日午前(柿平博文撮影)
  • 近鉄が新たに運転を始める観光特急「しまかぜ」=7日午前、大阪市・近鉄大阪上本町駅(柿平博文撮影)
  • 近畿日本鉄道が伊勢神宮の式年遷宮に合わせ運行する観光列車「つどい」のイメージ


最近の主な観光列車

最近の主な観光列車【拡大】

 近畿日本鉄道が3月に運行を始めた観光特急「しまかぜ」。大阪、名古屋から賢島(三重県志摩市)を結ぶこの特急は、ゆったりした革張りのシートなど「贅を尽くした」のが特長で、6月いっぱいは予約でほぼ満席の状態だ。

 ただ座席数も運行本数も限られるため、通常の運賃に特別料金が上乗せされるとはいえ、「劇的な増収は見込めない」(関係者)とか。しまかぜの建造費は約37億円。巨費を投じる効果はあるのだろうか-。

 「乗ることを目的に」

 しまかぜは、シートの前後幅が私鉄最大の125センチとゆったり座れ、展望車両では大きな窓から景色が楽しめる。大阪難波-賢島間の大人運賃は通常の特急が3810円なのに対し、しまかぜは4810円。個室の場合は別途料金が必要になる。

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