また、大会の開催時にボランティアとして参加したいという人は22.7%にとどまった。年齢別でみると20代が31.0%で最も高く、年齢が上がるほど低下傾向にあり、70歳以上は11.1%だった。東京23区在住者に限ると41.5%だった。
大会への関心が高いにもかかわらず、ボランティア意識が低いことについて、文部科学省の担当者は「まだ大会まで5年あり、ボランティア活動の情報発信が十分ではないのだろう」と分析している。
一方、大会で期待される効果(複数回答)については「障害者への理解の向上」(44.4%)が最も多く、「スポーツの振興」(39.2%)、「交通インフラの利便性の向上」(38.5%)が続いた。
調査は今年6月に全国の20歳以上の3000人を対象に面接で実施した。1873人から回答があった。(SANKEI EXPRESS)