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JR仙石線 来月30日再開へ 内陸移設で仙台ちょっと近く (1/2ページ)

2015.4.24 16:05

東日本大震災の津波被害で不通となってきたJR仙石線高城町-陸前小野間で、営業運転の再開に向けて真新しい鉄路を走る試運転の列車=2015年4月16日、宮城県宮城郡松島町(大西史朗撮影)

東日本大震災の津波被害で不通となってきたJR仙石線高城町-陸前小野間で、営業運転の再開に向けて真新しい鉄路を走る試運転の列車=2015年4月16日、宮城県宮城郡松島町(大西史朗撮影)【拡大】

  • 高台に新設された路線を試験走行するJR仙石線の列車=2015年4月21日、宮城県東松島市(共同)
  • 津波に襲われた野蒜(のびる)駅(上、2011年3月14日)は、高台への集団移転事業に伴い内陸側に移設された=2015年4月21日、宮城県東松島市(共同)
  • JR仙石線の東名駅に入る試験列車。駅周辺では開発が進む=2015年4月21日午後、宮城県東松島市(共同)
  • 東日本大震災で脱線したJR仙石線の列車=2011年3月12日、宮城県東松島市(共同)
  • 宮城県のJR仙石線高城町駅(宮城県宮城郡松島町)-陸前小野駅(宮城県東松島市)間(10.5キロ)。※2015年5月30日に運転再開

 東日本大震災の津波被害で、現在も一部区間で不通になっている宮城県のJR仙石線高城町(松島町)-陸前小野(東松島市)間(10.5キロ)で5月30日の運転再開に向け、試運転が繰り返されている。今月21日には、報道陣向けに内陸側へ移設された駅が公開され、再開区間の試乗会が行われた。

 このうち陸前大塚-陸前小野間は、高台への集団移転事業に伴い、震災前に比べ線路を500メートルほど内陸側に移設され、距離も1.2キロ短縮されて5.2キロになった。

 同じ理由で約500メートル内陸側に移された野蒜(のびる)駅は松島の景観を損ねないように茶色を基調とし、2階建てになったためエレベーターを設置した。東名駅も約600メートル内陸に移設された。

 高城町-陸前小野間の運転再開により、仙石線は仙台市のあおば通-石巻間の全線が開通する。

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