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北海道新幹線 厳冬対策で独自技術 開業まで1年 (1/5ページ)

2015.3.25 09:45

北海道北斗市で速度向上試験を実施する北海道新幹線「H5系」車両=2014年12月(共同)

北海道北斗市で速度向上試験を実施する北海道新幹線「H5系」車両=2014年12月(共同)【拡大】

  • 建設が進む北海道新幹線の新函館北斗駅=2015年3月9日、北海道北斗市(共同)

 2016年春の北海道新幹線開業まで、あと1年。新幹線が北の大地に上陸すれば、1964年に東京と新大阪を結んで以来半世紀を経て、北海道から鹿児島県までの2150キロが新幹線のレールでつながる。初めて貨物列車と線路を共用し、北海道の厳しい環境に対応するための新技術も導入した。

 「H5系」最高320キロ

 北海道新幹線は、新函館北斗(北海道北斗市)-新青森(青森市)の約149キロを結ぶ。最高速度は北陸や九州と同じ時速260キロだが、貨物列車とレールを共用する区間では在来線特急並みの140キロしか出せず、東京-新函館北斗は最短4時間10分程度の見込み。航空機との競争で優位に立つには、さらなるスピードアップが課題だ。

 新青森から新幹線が延伸する形になることから、列車名は東北新幹線のまま「はやぶさ」が東京・仙台-新函館北斗、「はやて」が盛岡・新青森-新函館北斗をつなぐ。新たに登場するJR北海道のH5系車両はJR東日本のE5系がベースで、東北新幹線の区間では最高320キロで走る。基本的な性能は同じだが、ラベンダーやライラックをイメージした紫の帯が車両側面に入り、雪の結晶柄のカーペットで北海道らしさを演出した。

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