会見では再選しても進展しない場合について「民主主義の中でありとあらゆる手段を考える」と述べ、再び出直し市長選を行う可能性に言及。維新共同代表のポストについては「負ければ資格要件がなくなる。市民が『都構想の説明はもういらない』というなら政界を去る」と強調した。
一方、自民、民主両党府連は3日、対立候補の擁立を見送る方針を決めた。自民党の石破(いしば)茂幹事長は3日の記者会見で「市長選を実施する必然性がどこにあるのか。理解しかねる」と語った。民主党の海江田万里(かいえだ・ばんり)代表は「府連の判断を尊重する。何のために選挙をするのか明確に伝わらなかった」と指摘した。
市長選は3月2日告示、16日投開票や9日告示、23日投開票の日程が浮上している。