2014.1.14 12:45
ケガのせいではない。自分のこれまでの甘さのツケが回ってきたと受け止めている。今シーズンに入る前、ここまで来られたことにどこかひと段落してしまって、モチベーションの低さは自覚していた。周りの選手の勢いに不安もあって、執着がない自分をごまかして逃げていたのかもしれない。見かねた(コーチの)ニコライ(・モロゾフ)から「お前はオリンピックで何をしたいんだ!」と叱責されたとき、ウソでも何か言い返せるパワーもなかった。
オリンピックに向けてこんな甘い自分を絶対に変えたい。全ては自分の気持ち次第。年末に仕事で(バレエダンサーの)熊川哲也さんとお会いし「やればできると思ってるんだろ? じゃあやれよ」と言われて、「はい」としか言えなかった自分が痛かった。先日、明石家さんまさんがテレビで「必死に生きるとは必ず死ぬということ」と言っていたのを聞いて、「よしこれだ! 必ず死ぬくらいの覚悟が自分には必要だ」と思った。