意外な差が見えた 「経営者500人」と「平社員500人」の24時間 (1/4ページ)

2017.1.14 16:03

 経営者になれる人と平社員止まりの人とでは、一体どこが違うのか。理想の人生、好きな本、尊敬する経営者、お金のかけどころ……。経営者・会社役員500人と会社員500人を対象にしたアンケートから、意外な差が見えてきた。

 時間を買う経営者寝られない平社員

 経営者といわゆる「平社員」の間には、どんな違いがあるのか。「経営者は朝型の人が多いです」と教えてくれたのは、ソニー生命保険でライフプランナーとして活躍し、これまでに100社以上の法人と契約を結んできた藤田英司氏だ。保険商品を売るだけでなく、事業のコンサルティングも行うため、経営者との結びつきも深い。

 「朝型か夜型か」という問いを見ると、全体として経営者に朝型の割合が高く、年収1000万円以上の経営者と社員の約7割が「朝型」と回答している。

 「朝早く出社すると、出すべき指示を出し終えた状態でスタッフを待つことができます。年収が高い人は仕事量も多いもの。彼らも若い頃は無茶をして、夜型の生活もしたうえで、効率を考えて朝型を選んだのでしょう。また、彼らは『時間をお金で買う』という感覚が身についているので、電車で1時間の距離をタクシーを使って30分で移動したりもします。『平日の睡眠時間』は、経営者が平均6.1時間、社員は平均5.8時間と、忙しいはずの経営者のほうが長めです。これは、パフォーマンスへの意識の高さと、タイムマネジメントの賜物でしょう」

経営者にはスポーツ好きも多い

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